どーもOkayanです!
トイレのリフォームって、なんだか難しそうと思って躊躇している方も多いんじゃないでしょうか?
洋式トイレの便器だけを交換する場合は、意外と簡単に出来るんですよ!
めちゃくちゃ簡単に説明すると、外して付けるだけですからね(笑)
しかし我が家のトイレは和式トイレ。
実は和式トイレから洋式トイレにリノベーションをするのって、めちゃくちゃ面倒なんです。
今日は和式トイレから洋式トイレにリノベーションをした過程を写真付きで振り返ってみますので、これからトイレのリノベーションを考えている方は参考にしてみて下さい!
ただし、マネをして出来なかっても責任は負えませんので、完全自己責任でお願いします。
和式トイレから洋式トイレへの変更には、費用と手間がかかる
先にも書きましたが、トイレのリノベーションでも洋式トイレの付いている方は、和式トイレから洋式トイレへ変更するのに比べて、費用がかなり抑える事が可能です。
現在付いている洋式トイレの便器を外して新しい便器に交換するだけでOKの場合が多いので、プロにお願いしても10万円前後〜で出来ると思います。
しかし、タンク付きの便器からタンクレスの便器に交換する場合は、水道配管のルートを変更してやる作業が必要な場合もありますし、便器本体の価格も少し割高なので、前者の価格よりも高くなってしまいますが、それでも20万円以内で十分収まるでしょう。
しかし、我が家の様な和式トイレから洋式トイレに交換する場合、和式トイレって便器のあたりから一段上がっているところがほとんどだと思います。
こんな感じで↓
写真のスリッパのあるところと、便器があるところの段差をぶっ壊してフラットにしてやらなくてはいけないんですよね。
我が家の場合、ここはモルタルで出来ているので、
- バリバリと電動ハンマー(はつり機)で解体する作業やその他作業工賃、
- モルタルやコンクリートのガラが出るので、その処分料、
- 汚水配管や水道管のルートも変えなければいけないので、ルート変更に必要な材料費、
- 床面をフラットにする為の新たなモルタルの材料費
- 本来埋まっていた壁の張り替えとクロスを貼る材料費
などが追加で発生しますので、大体の金額ですが、プロにお願いした場合、どんだけ安くても25万円以上は必要になってくると思います。
本当にDIYでこの作業出来るのか?
トイレに25万円以上ものお金は出せない!!
でもリノベーションしたい!!!
っていうワガママな僕は30秒ほど悩みに悩んで、結論が出ました。
DIYでやるしかねぇ!
というのも、僕は学生時代に建築や土木の学科に進学していたので、少しだけ知識があったので、なんとかなるやろ精神でやる事に決めました。爆
知識があると言っても、現場経験はゼロなので、家の外構工事の職人をしている友人にヘルプを求めて、道具の貸してもらい、手順などを教わりながらやる事にしました。
では早速やり方と必要な道具を見ていきましょう。
和式トイレのリノベーションに必要な道具と材料
まずは和式トイレを破壊する為に必要な道具ですが、日曜大工で使う様な道具ではコンクリートやモルタルを打破するのは厳しいので、はつり機と呼ばれる電動ハンマーを使って壊して行きました。
庭にフェンスを建てたりする際の、コンクリートを破壊する作業や穴空け作業が多いDIYプレイヤーの方や、工具マニアの方は持っていてもいいと思いますが、基本的にその道のプロ以外は買わなくてもいいと思います。
和式トイレのリノベーションをする場合で、トイレの基礎がコンクリートで出来ているところは、このはつり機は必須アイテムです。
次に、コンクリートを破壊した後に出るガラですが、産廃業者に処分してもらわなくてはいけないので、ガラを入れるゴミ袋が必要になってきます。
普通のビニールで出来たゴミ袋だと、重みで破れて、余計にゴミを増やす事になりますので、土嚢袋がホームセンターなどで安く売ってますので準備しておきましょう。
続いては、ハツってフラットにした地面を固めるために今回はモルタルを使用しました。
後は排水管と給水管のルートを変更してやる為に、塩ビ配管と塩ビエルボを使用しました。
配管は色々なサイズがあるので、はつり機で配管とご対面してから用意する方がサイズ間違いなども防げるので、その工程まで行ったときにホームセンターでゲットしてください。
塩ビエルボとは、配管の屈折部分に使うジョイントの様な物です。これ↓
上記以外に必要なのはプラスとマイナスのドライバー、
便器を固定する為に取り付けるナットを締めこむ為のスパナ、
養生テープ
今回は床に固定する為にアンカーボルトを使用したので必要に応じてアンカーボルトなど用意してください。
準備が出来たら早速工事開始!
早速下準備に取り掛かります!
まず、家の水の元栓を締めます。元栓はおそらく水道メーターのところにあると思いますので、元栓のハンドルをしっかり閉めてください。
元栓を締めたら、次はトイレの給水管内に残っている水を出し切る為に、便器のタンクにある流すレバーで水が出なくなるまで流し続けてください!
大で流したほうが一回の流水量が多いので、大で流す事をおススメします。
この作業をせずに給水配管をはずしてしまうと残圧が残っているのでバッシャーー!!っと噴出して水浸しになるので要注意です!
ここからトイレの解体作業に入ります
給水管の水を流しきったら、いよいよ解体作業です!
まずはタンクを外していきます。
タンクや便器内に水が残っていると思うのですが、僕は灯油を入れる手動ポンプ(通称シュポシュポ 笑)で吸い出してから取り外し作業を開始しました。
タンク内の水を全て抜く事ができたら、タンクの下から便器に繋がっている配管、給水管をパイプレンチやモンキーを使って外していきます。
次にタンクの蓋を開けて、壁に打ち込んであるビスを外します。このビスを外すとタンクが外れるはずです。もし作業をされる方は、一度自宅のトイレがどうなっているのか確認してみてくださいね。
ここまでの作業の写真を撮り忘れちゃいました。。。。
タンクと配管が外れたら、いよいよメインディッシュであるはつり機での地面解体作業に入ります!
ここが素人DIYの最大の難関であるのです。。
ひとりではビビッて出来なかったので、エクステリアの仕事をしている友人にはつり機を借りてきたついでに、監督をお願いして一緒に作業をしました。
はつり機スイッチオン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
凄まじい爆音と共に、見る見るうちに地面を解体していきます。
これがなかなか大変ですが、凄いストレス発散になりますwww
はつり作業は相当な音と振動があるので、作業前にご近所へ一言挨拶しておいた方がいいですよ。
っで、作業前のこの状態から
こんな感じになりました!
我が家のトイレの床下は、ブロックと砂利で出来ていました!
普通はどうなっているのかわかりませんが、どこもこんな感じでできているのでしょうか?
汚水配管や給水管もバッチリ顔が見えています!
更にこのブロックと砂利を除去していきます。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
とりあえずこれでいいんじゃないでしょうか?
なんとかフラットの状態にすることが出来ました。
狭い空間で午前中ずっと轟音の中、作業をやっていたので耳がバグってしまっています。。。
この作業は耳栓を用意するべきでした。。
っで、ここからもう少しはつり機を使って、既存の配管周りと新しい配管を埋めるためのスペースを作っていきます。
配管ルートを新しい便器を置く場所に合わせて変更する
既存の配管周りと新しい配管を埋めるためのスペースを作れたら、はつり機を使った作業はおしまいです。
これから新しく据付ける洋式便器の位置に合わせて配管を延長してやる必要があります。
我が家の場合、スペース的に便器の位置を壁際いっぱいまで下げてやる必要があったので、便器と壁のクリアランスを測りながら、エルボと塩ビ配管を使ってルート変更をしました。
こんな感じです↓
給水配管は、地面から壁内に入っていたので、壁に入る前のところでカットし便器に付属していた止水弁を取り付けました。
画像上の方のメッキの金具がそれです!
画像下のメッキ部分は排水溝なんですが、フローリングを敷くので、次工程のモルタルで埋めてしまいます!
ルート変更が出来れば、モルタルを使って左官工事をしていく
配管工事が終われば、次は地面の基礎をモルタルを使って平らに仕上げていきます。
モルタルをバケツに適量入れて、そのなかに水を入れて混ぜ合わせて使います。
このときに注意しなければいけないのが、水の量が多すぎるとシャバシャバのモルタルに、逆に水が少なすぎると硬すぎるモルタルになってしまいます。
地面に鉄筋を入れて、その上に作ったモルタルをガッツリ入れてコテと呼ばれる左官道具で平らにするのですが、これが思っていたより難しいのです。
べちゃべちゃのモルタルを撫でるように表面を整えるのですが、波打ったりコテが引っかかったりして上手くできません。
なので、ここは監督をしてくれていたプロの友人に託すことにしましたwww
さすが普段からやっているだけのことはあります!
巧みにコテと水平器を使用してすべての面を平らに仕上げてくれました。
モルタルはある程度乾かしたら空気が出てきて小さな気泡の穴が空いたりするので
ある程度時間をおいて定期的に数回押さえていきます。
何回か押さえて平らになったら、1日~2日ぐらい放置して乾かしておきましょう。
我が家の場合、1日乾かして次工程に取り掛かりました!
据付作業の記事はこちら!