どーもOkayanです!
クルマでサーフィンに行くと必ず困るのがクルマの鍵をどうするか?ということ。
今ではクルマでサーフィンに出かけるサーファーほぼ全員が使っているであろうキーボックス!セキュリティボックスやサーフロックとも呼ばれている便利なアイテムなんですが、先日海へ出かけた時にキーボックスの取り付け位置がドアノブやミラーに取り付けている人が多かったので、見えやすいところに取り付けるリスクについて色々書いてみようと思います。
セキュリティボックスは100%安全ではない!
今の時代には、生活や趣味、仕事など、なにかをする上で大変便利な道具が溢れています。キーボックス(セキュリティボックス)もそのうちの一つで、これがあればクルマのキーを安全に保管できる便利なアイテムの一つです。
クルマに固定出来て、キーもロック番号付きで保管出来る。こんなに安心安全な便利アイテムを使っているのに、どうして目に見えるところに固定してはダメと言われているのか?
世の中には技術が進化していくと、何故か
悪党のスキルも上がっていきます!
インターネットが普及してから、技術の進化も格段に早くなりました。インターネットは、通信回線と端末があれば全世界どこからでも情報を共有出来る大変便利なモノです。もちろんサーフィンに関する新製品や波情報、日常生活で言えば天気予報や世間のニュースなど、インターネットがあればほぼ全ての情報が手に入ります。
これを逆手に取れば、犯罪に使える知識や手口も、インターネットを使えば簡単に入手できるという事です。
恐らくこの記事を読んでくれている方は、”キーボックスの壊し方”や”キーボックス 危険”などのキーワードを元に見てくれているのではないでしょうか?これからキーボックスの危険性と対策についてお話ししていきます。
キーボックスにソックリなものといえば?
キーボックスの構造と似ているモノと言えば、南京錠ですよね!キーボックスは単純に考えると、クルマのキーを収納できるスペースを確保した南京錠です。
南京錠が安全だと思っている方にお伝えします!先ほども言いましたがインターネットを使えば簡単に情報が手に入る時代になりました。インターネットで南京錠の解錠方法を調べてみて下さい。
ゴロゴロと解錠方法が出てきます。
しかも写真や動画付きで!
元々は、暗証番号を忘れたり鍵を無くした人の為にある情報なんですが、これを犯罪に悪用するヤツがいるんです。関東圏のサーファーなら茨城県での盗難事件の事をご存知な方も多いかと思います。
ほぼ同時刻にクルマ6台が盗まれるという大胆な窃盗事件です。しかも共通点は、6台全ての人がキーボックスで鍵を保管していた様です。
ここらで気づいた人もいるかもしれませんが
おそらくキーボックスに南京錠の解錠方法を応用出来ます!
南京錠の解錠方法は悪用防止の為に、あえてここには書きませんが、コツさえ掴めればダイヤル式でもプッシュ式でも鍵穴式のモノでも何でも開けれます。実際にキーボックスで試した事はないのですが、ある日ダイヤル式の南京錠の暗証番号を忘れてしまい、自力で解読して開けた事があります。
4ケタのダイヤル式の南京錠だと、全くのど素人の僕でも30分ぐらいで解錠出来ました。
対策はどうする?見えにくいところや手が入りにくいところに付けよう!
じゃあ盗難対策はどうするんだ?キーボックスなんて意味ないじゃん!と思ったでしょう?大丈夫です!対策をすれば絶対とは言い切れませんが、安全安心のキー保管ができます。
それは、キーボックスの設置場所を目に付きにくいところに付けておく!
先にも書きましたが、僕がダイヤル式の南京錠を自力で開けた時に思ったことが、コツさえ掴めれば手馴れている人なら5分もあれば開けれるんじゃないか?といった感じでしたので、キーボックスはドアノブやミラー等の目につき易いところにはつけない方がいいです。
キーボックスを解錠する事が出来る人が見たらこのクルマのキーはココにあります!ってアピールしているのと同じですからね!
取り付ける位置で意識する事は
- パッと見てわかる位置に付けない
- バンパーの裏や牽引フック等の見えにくい位置につける
この2点をまず意識して下さい。
必ずキーボックスは見えにくいクルマの下の方に付け、駐車場の通路側に取り付ける様にしましょう!
見えにくい位置でも人通りが多い側に付けたら、遠くから見ている犯人に取り付けているのがバレバレで危ないんじゃないの?と思うかもしれませんが、これが逆にいいんです。
なぜかというと、クルマの下の方の見えにくいところに付けると、必然的に座り込んだり、寝そべったりしないと手が届かないですよね?犯人が知り合いや一緒にサーフィンをする仲間なら、ダイヤルの数字を把握しているかもしれませんが基本的に犯人はダイヤルの数字まで把握していませんから、解錠するまで多少時間がかかります。
クルマの下の取りにくい位置に付けていると解読中の態勢が悪いので、指先の感覚がつかみにくくなります。
キーボックスを破壊してクルマを取る犯人もいるかもしれませんが、わざわざ取りにくい位置にキーボックスを付けているクルマよりも、わかりやすくて取りやすい位置に付けてあるクルマを狙いますよね?窃盗する犯人からすれば、いつ持ち主が帰って来るかもわからないので、1秒でも犯行時間を短縮させたいはずですから
取りにくい=時間がかかる
という事で、取り付け位置をかえるだけでも犯人のターゲット選考から外れる可能性は大いにあります!
わかりやすい数字やダイヤルの一桁だけ変えてロックするのはやめましょう
ダイヤル式やプッシュ式のキーボックスの多くは、自分で好きな数字に設定出来るモノが多いですよね!ココが逆に盲点で、一緒にサーフィンに来た仲間と鍵を共有する為に、わかりやすい数字にする人がいます。一番多いパターンは、クルマのナンバーと1173ではないでしょうか?
クルマのナンバーは僕の友達が実際にやっていたのですが、鍵を共有するなら確かに便利でわかりやすいです!ですがわかりやすいって事は、全く見ず知らずの人からも推測されやすいという事です。
サーフィンをしない人でも知っているサーファーナンバーとして有名な数字が1173(いい波)。僕の友達でサーフィンデビューしたばかりの子が、クルマのナンバー1173のクルマを見て「うわ見て!!ナンバー1173(いい波)や!!あっちも1173!!ホンマにサーファーのナンバーってコレ多いんやな〜!」って興奮してたので、誰でも知っている数字なんだと思います。
ダイヤルの暗証番号も知らない人に推測されにくいモノにしておけば、もし狙われても時間を稼げるので、わかりやすい数字はやめておきましょう!!
インターネット等の暗証番号じゃないので、誕生日や電話番号の下4ケタなんかで十分です!
なんやかんやで取り付け位置が一番大事
いくら暗証番号を複雑にしていても、ブッ壊して盗んでいくタイプの犯人には暗証番号なんて関係ありませんから、やはり一番大事なのは取り付ける位置です。
ぶっ壊しタイプの場合見たら一発で盗人ってわかりますから、人目につく位置だと、周りの人が気がついて捕まえてくれるかもしれません。
コソコソと解読して盗んでいくタイプの犯人でも取りにくい位置で何十分もクルマの下でゴソゴソするのはリスクがありますから、狙われにくいはずです!
なので、暗証番号を複雑にしていてもドアノブやミラー等のわかりやすい位置は一番狙われやすいのでクルマの下側のわかりにくいところに付ける様に意識して下さい!
キーボックスはサーフロックが最強!スマートキーにも対応
キーボックスはサーファーだけでなく、工事現場や不動産業の人達も部屋や現場事務所などの鍵を共有するために使用しています。
なので、ホームセンターやインターネットを見ればたくさん安いモノが出て来ますが、やっぱりEXTRAのサーフロックが最強だと思います。
最近の車は持っているだけで、エンジンを始動できるスマートキーが主流ですが、サーフロックにはスマートキーから発する電波を遮断する袋の様なケースが付属しているので、スマートキーの車にも対応しています!
そしてホームセンターなどで見かけるこのタイタイプ↓
コレはモロに南京錠の裏技が適応されるパターンの形にしか見えません。
エクストラのモノと他のタイプのモノの違いは、エクストラのモノはダイヤルを合わせた後、つまみを回さないとロックが外れない構造になっています。他のタイプのモノは、ダイヤルを合わせたらそのままロックが解錠されて引っ張ると外れてしまう構造です。
このダイヤルを合わせて引っ張ると外れるタイプが狙われるかもしれないんです!なぜかというと南京錠と同じ構造の可能性が高く、すぐ外せるかもしれないから!
EXTRA のキーボックスはダイヤルを合わせても、つまみを回さないとロックが解錠されません。このワンクッションが非常に大事なので、コソコソ解読タイプの犯人には効果絶大だと思います!
ホームセンターなどにあるキーボックスより少々お高いですが、クルマごと盗まれるよりは安いので、まだ持っていない方は検討してしてみて下さいねー!
今回はキーボックスの話でしたが、他のサーフィンに使える便利なアイテムの記事もありますので良かったらどうぞ!